FPVドローンを飛ばすには無線従事者免許の取得と、無線局開局手続が必要です。
VTXで画像データを無線で飛ばすので、電波を使用することになるからです。
具体的には、アマチュアでは3級アマチュア無線技士、業務用では第三級陸上特殊無線技士以上の免許を取得し、総務省総合通信局に対し無線局の開局申請をしなければなりません。

業務用ではやや手続きが煩雑になります。その場合、
技適マークのついた送信機を用意して、JUTM(日本無人機運行管理コンソーシアム)の賛助会員になることが必要です。弊所が代行する際にご用意していただく書類は以下の通りです。

・委任状(当事務所所定の委任状)
・無線従事者免許証(写し)
・ご本人確認書類(免許証、マイナンバーカード等の写し)
・JUTM加入証明書(写し)
・VTXの写真(シリアル番号等の表示がなされたもの)
・VTX購入時の関係書類の写し(技適番号、シリアル番号のわかるもの)
・搭載する機体の写真(機体番号がある場合にはその番号の写真も)
・希望する無線局呼び出し符号の名称等(すでに免許されている無線局をお持ちの場合にはその免許状の写し)
・会社登記簿謄本写し(法人)、開業届(個人事業主)または事業実態のある書類の写し

なお、技適マークを取得したVTXは現状で主なものは以下の通りです。
・DJI Air Unit
・FrSky Scout VS600 Mini
・HN1000T(VTX)/ HN10T(VTX)
・HN8000D-T(VTX)
なお、令和4年8月1日~ 屋内15mW限定・自己宣言文書の提出でJUTM加入不要となる規定が追加されましたが、15mWではほとんど仕事にならないという声もあります。費用は申請手数料の他、委任いただいた場合の報酬は3.5万円です(ドロビジメンバーは10%オフ)。 

↓ 全体の流れは、このサイトが参考になると思います。https://www.sekidorc.com/maker/ammon/application1_1.pdf